嫌がらせ電話【2020-02-25更新】 | 調布の不動産のことならサイトーハウジング

どんな業界でも新たに会社を興し事務所を開くと「嫌がらせ」はされるものです
とはいえ20数年前のことなので「嫌がらせ」の仕方が現代のネット中心のものと違いストレートなものなのです

開業するためには協会に入るという話は以前に説明しましたが入会のためには協会の現職理事２名の「推薦」なるものが必要なのでした
「でした」というのも現在はその仕組みが無くなっているからです

その推薦状をもって月に一度の理事会の審議事項にかけられ承認を得る必要がありました
２０名前後の理事つまり現役の不動産会社の社長の皆様に「どこの誰が不動産業の事務所をどこに出す」という情報はその場で公表されます
殆どの先輩方は暖かく（？）迎え入れてくれるものですが極々近所の同業者からすればライバル店が近くに出来るということを快く思わない人がいても不思議ではありません

幸いなことに約１０年の修業時代に地元の不動産店とは繋がりが出来ていたのでその点はあまり心配していませんでした

開業するとどこで調べるのか様々な営業の電話がかかってくるものです
コピー機やファックス等事務機の営業電話
投資や金等の投資系営業電話
銀行等の融資系の営業電話

そんなものに紛れて嫌がらせの電話がかかってくるのです
無言電話や全く身に覚えの無いクレーム電話
開業と同時にいろんな電話がかかってくるもんだな
と思っていたところにこんな電話が

「おいお前！誰の許可得て商売してるんだ！？」

私は答えました

「東京都です」

つづく